マルシェ・ジャポン マガジン「おいしさの手をつなごう」:マルシェの醍醐味や楽しみ方を、食通なゲストたちが語ります。

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vol3:アジアン セレクト ダイニング シェフ【豊島重義】×Cucina Italiana La Fenice シェフ【鳥谷部拓彰】「マルシェ・ジャポンは、出会いを育む場所」

豊島 重義(とよしま しげよし)
「アジアン セレクト ダイニング」オーナーシェフ。サラリーマン時代に出張で出向いたインドネシア・ベトナム・タイなどの食文化に魅了され店をオープン。日々メニュー開発に余念がない。マルシェ・ジャポン大使。

アジアン セレクト ダイニング

豊島重義シェフ
鳥谷部 拓彰(とりやべ ひろあき)
「Cucina Italiana La Fenice」オーナーシェフ。イタリアで4年間修行後、故郷である青森県の食材にこだわりながら、身体によいスローフード、スローライフを提唱している。マルシェ・ジャポン大使。

Cucina Italiana La Fenice

鳥谷部拓彰シェフ

マルシェ・ジャポンでは新鮮な野菜やくだもの買うことができるだけではなく、売る人、買う人、料理する人、食べる人が出会うことができる場所でもあります。
普段あまり出会うことのない人たちが出会うことで、そこにはどんな発見や喜び、そしておいしさが生まれているのでしょうか。
マルシェ・ジャポン大使であり、各地のマルシェ・ジャポンに足を運んだ経験を持つ豊島重義シェフと鳥谷部拓彰シェフが「出会い」をキーワードにざっくばらんに語り合います。

人やおいしいものとの出会いが自分自身に感動をもたらした

豊島
鳥谷部さん、お元気でしたか?
鳥谷部
ご無沙汰しております。
豊島
私は北海道の函館、群馬県の高崎、そして山形で開催されたマルシェ・ジャポン・キャラバン(注)に参加してきたのですが、それぞれに特徴があって忘れられない思い出ができました。鳥谷部さんはどこを見てきましたか。
鳥谷部
私も帯広から山梨県の勝沼。そして横浜と見てきましたが、どこも強く印象に残っています。準備もいろいろと大変でしたけれども、終わってしまうと楽しかったという記憶しか残っていないんですよ。
豊島
確かに。マルシェ・ジャポンに参加するのは楽しいですよね。
鳥谷部
マルシェ・ジャポンにかかわることで初めて知ることも多かった。特にその地域でしか見られない食材や、東京では手に入りにくい食材に出会えたことは大きい。日本には、まだまだたくさんのおいしいものがあるということがわかりました。
豊島重義シェフ
豊島
そうですね。実際に生産者の方にお会いして、手塩にかけて作られた食材に対する思い入れを聞けば聞くほど、その食材をおいしいと感じる気持ちが全然違ってきました。単に味覚として感じることができるおいしさを越えた感動がそこにはありました。これだけ愛情がこもった食材を料理させてもらうのだから、私も精一杯やらなければと、改めて料理に対する考え方が変わったというか深まりましたね。
鳥谷部
さらにマルシェ・ジャポンで出会った人とのつながりが私にとっては何よりも得がたい実りです。参加されている方は皆さん協力的ですし熱心です。特に生産者の方にいただいた情報は貴重な情報ばかりで、すぐに自分の料理にいかせるなと思いました。
豊島
私も同感です。
鳥谷部
それから店に食べに来てもらったり、情報交換したり、ずっと交流が続いています。マルシェ・ジャポンというイベントに参加して単にいい思い出ができましたというだけでは終わらなかった。それ以上に大きな意義があったと思っています。

(注)マルシェ・ジャポン・キャラバンとは北から南へとマルシェ・ジャポン開催地をキッチンカーで周りながら、各地の食材を使った料理をシェフが提供するもの。料理を通して生産者と消費者をつなげるお手伝いをするシェフ=マルシェ・ジャポン大使である豊島シェフ、鳥谷部シェフらが活躍しました。

鳥谷部拓彰シェフ

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